さぁ屋久島編突入ですよ。なんですけれども、いかんせん、メモ書きとか一切しなかったもんで、内容は薄いですよ。まぁ、大切なものは、出来事自体ではなく、それを通して、自分自身が五感でなにを感じたかだからね、うん。じゃあそういうのをちゃんと伝えられるような文章が書けんのかっつったら…そんなことはないよね、うん。まぁいいや。

朝、屋久島行きのフェリーに乗るため、ホテルを出発。天気は曇り。港が意外と遠い。荷物重いし、なんかすごい疲れる。そんなこともあってか、フェリー内ではのんびりと爆睡。この旅を通して、実は自分は、けっこう過酷な状況でも、寝ようと思えば眠れる人なのでは?なんてことも思うのでした。
無事屋久島に到着。思っていた以上になにもない。これには少々驚いた。一番開けている街だと聞いていたので、食事するところなんかけっこうあるんかなぁと思っていたのだが…甘かった。そして、旅館への道のり。これも甘く考えていた。重い荷物を背負って歩くには非常に面倒な、アップダウンの多い道だったのでした。これには参った。旅館に着いた時点でどっと疲れが…しかしまぁ、せっかくなので、自転車を借りて、散策することに。レストランで食べた昼食(さばの味噌煮定食だったような…)のうまさに感激。そして、一路北へ…
一つ一つの風景の美しさに驚くばかりだった。一番開けている街からほんの少し行ったところでしかないのに、だ。スケールが違いすぎる。海、森、山。そしてそこに住む生き物…ただただ「うわぁ〜」という言葉しか出ない、そんな世界だった。一日目にして、思い切りショックを受けてしまった。兄さんが自転車でクギを踏んで、タイヤがパンクしてしまい、もはや運もこれまでか?なんてことを思いつつも。すごいもんですよ、ほんと。自転車だったからこその感動ってのもあるだろうけど。短い時間にもかかわらず、非常に楽しめました。
旅館での食事もまたうまかった。そして、常連客のおっちゃん。この人が素敵だった。おっちゃん、焼酎おいしかったよ、ありがとう。でも、地元でも普通に売ってたよ、あれ…