need to get mo’funky

なんか凄い勢いで降ったようで、雨。全然気付かんかったけど、外出たら思い切り水が溜まっててびっくり。タクシーに水かけられそうになった。マナーの悪いタクシーの運転手は大嫌いだ。

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ブロークンビーツ。らしい。他のブロークンビーツものを聴いたことがないから、こういう音楽だ、ということは言えない。けども、この作品はアシッドジャズの流れを汲んだ、UKのソウルといった趣き。非常に聴きやすく、かつ気持ちのよい音になっている。UKのミュージシャンに流れているダブからの影響というのは、けっこう大きなもんらしいけど、やはり、根底にそういうものがあるというのは、音作りの面で大きな違いとなって現れるもんなんだなと思う。日本人が同じようなのを作ろうとしても、結局は、ただオシャレな感じになるだけなんじゃないか、とかなんとか。
で、クラブミュージックとかってのとは(たぶん)関係ないところから出てきたUKのバンドで、ブラックミュージックの気持ちよさを持っていたバンドといえば…
Fly Casual
ファーストのが好きなのに、画像がない。ロックンロール、ソウル、R&Bがあって、曲が良くて、音がキラキラしてるという、めちゃめちゃ好みの作品なんだが。
で、このセカンドは、地味というか、この曲最高!という曲がない。けどまぁ、それこそニュー・セクター・ムーブメンツなんかに比べたらとんでもなくチープなんだけど、心地よい音で、なんかこう優しい気持ちというか、誰か(僕の場合は犬ですかね、ええ)を抱きしめたくなるような、そんな気分にさせられるという。グルーヴィー、というのとは違うけれど、この跳ねたリズムも、自分にとってはかなり魅力的。
They Threw Us All in a Trench and Stuck a Monument on Top
これなんかも、グルーヴィーというわけではないけれど、いい。たしかにPIL、ギャング・オブ・フォーっぽいけど(ファンクっぽさはそこまでない)…音の感じはジーザス・リザードみたい。この感じは、アメリカじゃないと出てこないもんかもしれんなと思う。
で、このアルバム、全部で50分ちょいで、最後の曲は30分ほどあるという。その曲を聴いてて思い出したのが、この大名盤。
825
5拍子の長尺曲「アースクリーム」がやばすぎる。グラインドコアをベースに、テクノとかノイズとかの影響を取り入れた音…か。これは本当にすごい。変態。なんだかんだ言っても、すごいバンドは色々いるもんだね、日本。
New San Francisco
これなんかも。ファンキーで、サイケデリック。オシャレじゃない、熱いファンク。クラブミュージックの影響を受けて至った境地なのだろうが、これがかなりいい。本当に熱い。まぁ音はいいとはいえないのだけれど(特にベース。歪み方は好きだが、もうちょっと低音を強調して欲しかった)。でもその分、60年代、70年代的な感じがするから、いいかなぁと。好き。
The end of the beauty
で、これも70年代的というか。時折出てくるサイケデリックな部分が最高。前作の一部は内田直之がミックスしていたし、ただかっこいい、グルーヴィーなジャムをやるだけではなく、音の面にもきちんと意識が払われているというのは素晴らしい。

まーループ感、グルーヴ、音そのものの気持ちよさというのに対しては、意識的でありたいなと思うのです。
そういう視点から見ると、今んとこ一番好きなのは
Louden Up Now
これなのかなぁと思う。