渚にて

おー、きれいにつながったよ。
結局、本当に花火大会に行った。けっこう気の合う、若い男女二人の珍道中。いやぁ、人いっぱい。知り合いも何人かいたことでしょう。浴衣の女の子いっぱいいたけど、特に「あーいいですな」とか思うような子はいなかったな。いろんな浴衣があんねんなぁとは思ったけど。むしろ、連れのほうが喜んでた、浴衣見て。「着てくりゃよかったじゃん」って言ってみたら、「着たいとは思ったけどさ、あれ着たらバイク乗れないもん」というね。はい、色気なし。面白いからいいんですが。

「ビール、350と500どっちがいい?500でいいね?」などの会話を交わし、枝豆、イカ焼きを買い、前に見たときはどの方向に花火が見えたか?をがんばって思い出し、場所取り。飲み、つまみ、「あー花火職人がんばったねぇ」とか言いながら、ダラダラ見た。いやぁロマンチックさとか皆無。「あー、あれ、目が飛び出した!」なんつって、楽しんではいるのだが。あんなノリの人たちってのはそうはいなかったのではなかろうか。花火が終わった後は、すぐさま自前の花火を始めるやつらを横目に「若いねぇ」とか言ったりとか、仕事の話したりとか、「年相応、またはそれより下に見られたこと、ないよね」とか言ったりとか…うん、グダグダだね。でも、すごくいい場所を取れたもんで、上のも下のもえらい近くに見えたんですよ。やーきれいかった。非常に楽しかった。写真は撮んなかった。次は鎌倉の花火。浴衣でバイクに乗る方法は、それまでの課題ということで。うまくクリアできたらカキ氷おごりますわ。