屋久島旅行記リターンズその2

えー、眠れないんで、続編書きますわ。

これももののけ姫の森、か、そのちょっと先。もうひたっすら、うっそうとした美しい森。幾分歩きやすい道だったせいもあり、かなりの写真を撮った。で、30分か40分ほどゆったりと森を歩き、峠で休憩。

こっから突然えっらい急になるという。ロープを伝ったはず。ちっとも光が差さないような、気味悪い道を抜けた先から見えた景色が…

太鼓岩の上より。これがほんとにすごい。マジで写真にはおさまりきらない。笑。大きな岩の上に立って、落ちたら死ぬというような状況で、周りの山々、空がバーッと広がるという。もうこの感動は、実際に見ないと味わえないもんだと思う。震える。泣きそうになる。こんなもんじゃないもん、実際に目の前に広がった景色は。これはただそのほんの一部分を切り取ったものでしかない。ほんと、すごいです。
景色に圧倒されながら、岩の上で昼食。段々と雲行きが怪しくなる。自分たちの目の前に霧が広がっていくのがわかるという状況に、これは下山しないとまずい、と、歩き出す。来た道を戻り、小屋に着く頃には土砂降りになっていた。しかし、その雨のおかげで、さらに森の美しさを味わうことになった。
屋久島の森には、たくさんのコケが生えてるんですが、雨のかかったコケって、キラキラ光るんですわ。これがまたすごい。よーく見ると、いろんな種類のコケが生えているというのにも気付く。離れたところにある大きな木も素晴らしいけれど、足元にある小さなコケにも、美しさは宿っているんだよね。本当に、あー生命ってすごいんだなぁ、と感じる。

一番マシなコケの画像はこれかなぁ…
くぐり杉から、来た道とは別の道を歩いて下りることに。雨は1時間ほどで止んだ。しかし、レインコートを着たせいで、汗だくに。これがかなりしんどかった。道も行きよりきつかったし。けれども、やはり、景色に癒されてしまうという。

きれいだよねぇこれも。水は普通に飲めます。たぶん。
このような景色を眺めつつ、無事に下山。バスを降り、商店(コンビニ?)で買ったビールで乾杯し、宿に戻る。それなりに疲れた状態で部屋に戻ると、テレビでワンピースをやっていて、見たような記憶がある。で、グダグダ。にもかかわらず、夕食後、宿のおばちゃんの誘いで、いなか浜というところまで、ウミガメの産卵を見に行くことに。珍しく気合い入ってましたね。車で40分ぐらいかけて行ったんじゃなかったかなぁ。ホタルのいるところに連れて行ってもらったりしつつ。
研修旅行かなんかで来ているらしい、高校生ぐらいの子たちとともに、ひたすら砂浜で待機。海からあがってきても、いい場所が見つからなくて、産卵せずに帰っていくカメもいるし、なかなか思い通りにはいかないんです。結局この日は2頭が産卵したのかな、僕らが行ってからは。黙々と土をかけ、海に帰ってゆく姿(あがってくるところを近くで見ることは出来ない。場所を見つける前に、人間がたくさんいるのに気付いてしまったら、すぐに海に帰ってしまうため)は、母は強し、というか、本当に力強いものだった。一通り見て宿に帰ったのは、けっこう遅い時間だったんじゃないかな。雲が多くて星を見ることは出来なかったけれど、天候にも人にも恵まれ、想像以上の喜びを味あわせてもらうことの出来た一日だった。まぁこれは屋久島にいた毎日に言えることなのではあるのだけれども。
産卵の様子を撮影することは禁止されているため、画像はない。なんで、代わりに次の日に別の場所で撮った、ウミガメの足跡を。

ゆっくりゆっくりと、彼女たちは歩いていったわけです。


よし、寝よ。寝れるかわかんないけど。今日は久々にバイトです。かわいい後輩(福島のお土産、ままどおる、くるみゆべし、薄皮饅頭、おいしかった。でも、なぜかこのタイミングで、近所で東北物産展をやっているという…買って来てくれたもん、全部売ってるっていう…そして、お返しに、と、以前教えてくれた、岩手のお菓子、かもめの玉子を物産展で買って、渡すやつもいるという…)に「出ますよね?」と言われたから出る、というだけです。そんな中、わざわざ本店に食事しに行く人たちもいるそうです。誘ってよ。
でもほんと、みんないい人たちでありがたいわ。2週間会わなかっただけで、あー久しぶりだなぁって思ってしまうし、誰かに会いたいなぁと思うし、状況は気にかかるし…で、やっぱり嬉しいんだよな、会って、ゆっくり話すことが出来ると。昨日だって、わざわざ外まで出てきてもらってしまって…感謝感謝。
でもこうやって、特定の誰かに優しくするわけでもなく、フラフラしてるから、モテないんでしょうかね。まぁそれ以外にも原因はたくさんあるか。あはは。フリーターが大学生相手にモテるわきゃないよな。はぁ。以上、もう一度ぐらい女の子にチヤホヤされてみたいなと思うダメ人間の戯言でした。

はい、バイトしてきました。
今年に入ってから、思いのほか稼ぎすぎていたらしく、もう収入の調整がきかないんじゃないか?という状況になっていることに気付き、とんでもなく落ち込んでいる。
休んでいられない、でも稼ぎすぎてはまずい、かといって、ほかのことに打ち込むことが、本当にいいことなのか、進むことになり得るのかどうか、自信が持てない。ただ、このままでいても仕方がないことぐらいはわかっている。
でもまぁ、色んなことと向き合わなければならない時期がまた来たのだなぁとは思う。ほんと、はぁ、という感じ。困った。結局、しがらみは死ぬほどある。