ニートニートニート+屋久島その3

ニート(ヒッキー気味)、現フリーターですかね。言ってしまえば。
んーと、様々な事情があって、うちは本当に貧乏なんですけれども。いまいち詳しいことがわかっていないのですが、僕が稼ぎすぎてしまうと、親に負担がかかるようになっちゃうんですな。フリーターなのに。だもんで、年103万以上の収入が入らないようにしたいんです。が、もうかなりヤバイとこまできちゃってるんです、収入が。貯金は全然ないくせして。なんだけど、働いてる店が、年末には本当にとんでもなく忙しくなるんで、休んでらんないんです、年末。そうすっと、今から12月までの間、ほとんどバイトが出来なくなるわけです。別に休んでもいいじゃん、と言われてしまうかもしれないけれど、今のうちの店の状況だと、あんま休んでいられないというのも事実で。後期が始まれば学生連中が出てくる回数も減るし、コンスタントに出られる(っつーか大体毎日のようにいる)僕が抜けるってのは、それなりに周りに迷惑をかけることになるわけで…不安なんですな。じゃあ、逆に今まで以上に働いて、親にかかる負担をカバーできるぐらいまで稼げばいいじゃん、とも思うけど、それはそれで微妙というか…自分の時間が全くなくなるんじゃないか、という。うまい具合に色んなことをこなしていくことが出来ない人間なもんで。でもまぁ、考えてみれば、この数ヶ月、しっかり自分の時間を生かせたか?といえば、そんなことは全くないわけで…困ったもんです。

で、もちろん、今のフリーターという状態がいいなんて、全く思ってなくて。でも、じゃあ、どの方向に進もうか、というのは未だ定まっていないという。今やっているような仕事が自分に向いているとは、はっきりいって思えない。じゃあ進むためには勉強しなきゃいけないな、とは思い、色々考えたり調べたりはするものの…本当にこれでいいのか?お前はこれで満足なのか?という思いが常につきまとう。
(変な意味ではなく)子供が好きなので、将来的には子供に関わる仕事に就けたらなぁとは思うのだけど…まだなにか、踏み出せない自分がいる。それが何故なのかというと…正直な話、やはり、僕が一番好きなものといえば、音楽なわけで。それに関わることが出来たらな、という思いは、根強いもんみたいなんですね。今のところ知識はまったくないけれども、なれるもんなら、スタジオのエンジニアとかなってみたい。でも、それはそれでとても不安という。だから結局、どちらに対しても向かわず、今の仕事を続けてごまかしているという部分は、大いにあるように思える。

書いてたら、「もっと柔軟に考えりゃいいんじゃないの?別に勉強したことによってその先すべてがきまるわけじゃないんだし。停滞するよりゃ一歩踏み出したほうがいいんじゃないの?」と思えてきた。笑。ほんと、ダメだねぇ。何事も気付くのが遅すぎる。昔っから。
でもまぁ、もうすぐ22になってしまう自分としては、選択肢ってのはほかの人に比べたら少ないもんだわなぁとも思ってしまうわけで。うーむ。高校卒業してからの何年かがムダだったとは思わないけれど、でも、世間的にはいい評価はされない。でも、世間なんて関係ねぇじゃん、要は自分がどうありたいかじゃん、と胸を張って言う自信も、自分自身もない。何かに思い切り打ち込んだことってないから、すぐに挫折してしまいそうで怖い。中途半端な気持ちで進んだら。変に自分を追い込みすぎかなぁ。ほんと、この半年間、自分の気持ちなどといったものにきちんと向き合わなかったのは大きな失敗だったと思う。ごまかしすぎた、自分自身を。中途半端に自分を満たしていただけだったな。刹那的に。まいった。
ま〜一番いい形は、これからしばらくは、勉学、音楽、自分やら自分の信じるもんやらと向き合う、ということに時間を費やして、バイトを休む、ということなのかなぁと思う。うん。音楽にしたって、今更やってなんになる?とか思っちゃうんだけどね。重く考えすぎかなぁ、やっぱ。ダメですね、ほんと。

癒し。笑。こんときに、もっと自分と向き合ってたらよかったのかもね。


では屋久島の話を。えー3日目の話かな。1日目、2日目に宿泊していた、島の中で一番開けている地域、宮之浦から、第二の街、安房(あんぼう)に移動。バスで。車窓から見える景色は…あーのどかなもんやなぁというか。森の中のように圧倒されるような景色ではないけれど、色んな木が入り混じって生えていた。
街に到着してすぐに、予約していた民宿に行ったのだが…いるのは犬のみ。おい。悩んだ末に、レンタカーを借りて、とりあえずその辺をふらつくことに。
まず行ったのが、宮之浦の民宿で薦められた、平内海中温泉というところ。海ん中に温泉が湧いていて、潮がひいているときにしか入れないという温泉。

こんな感じ。露天。ってか、それ以上のもんで、周りから遮るもん、一切無し、という。干潮の時間を把握していなかったにもかかわらず、運良く入れそうな雰囲気(小雨が降っていたけど)、かつ先客がいなかったので、堂々と入ることに。ボーっと空と海を眺めながら、昼間っから温泉に入るなんて、最高の贅沢です。で、ゆーっくりつかってたら、だんだんと波が自分たちのほうに近づいてくる。これがねぇ、すごいんですわ。時間の感覚がゆるーくなっているんだけど、しっかりと時間が流れていることを感じて…でも、急かされる感じが一切無い。本当に、すべてが自然なことというか…心地よいんですな。ここはほんとによかった。

In C
単純なことの繰り返しのように思えても、同じ瞬間なんてものは決してないのだなぁ。