レベル1でラスボスと対峙する

そんな気分。
以前ディズニ・シーに行ったときの話に書いた通り、ジェットコースターというものがとんでもなく苦手である。落ちるっていうのがもうダメ。ムリ。死ぬ。という感じだったのですが、本日、世界最大級のジェットコースターという、FUJIYAMAと対決してまいりました。

やーもうね、富士急に近づいて、FUJIYAMA、ええじゃないかが見えてくるだけで「あれはおかしい」「ない」とか、口をつくのはそんな言葉ばかりで。ほんと怖くて。ええじゃないかなんて、ジェットコースター乗れない自分にとってはありえない動きをしてるわけですよ。未体験ゾーンとかそんなレベルの話じゃないのですよ。見てるだけで気持ち悪くなんだもん。ほんとに。

で、とりあえず、子供向けコースターに乗って、感覚を慣らすことに。これが、痛い。曲がるたびにどっかに体をぶつけるという。怖くはなくて、笑っていられるけど、若干ダメージを食らうという。

次に乗ったのが、トンデミーナっていう、なんかグルグル回るやつ。だんだんと振れ幅というか、上がっていく高さが上がっていくのですが、なぜか、それに比例するように、僕の両手が掴む手すりの位置が、どんどんと高くなっていった。たまに目を開けると、快晴の空が目の前に広がる。でも怖い。でも意外と楽しいかも、などと思う。が、回りまくったせいか、かなりのダメージを食らう(っつーか未だに頭グラグラしてる)。

なんかわりとどーでもいいのに乗った後、ええじゃないかに挑戦という話に。確実にやばいと思った自分は棄権。ハム太郎のアトラクション(けっこうよかった)に乗ったりして、もう一人と待つ。降りてきたみんなの話によれば、なんかもう落ちてるとかっていう概念を感じることも出来ないという感じで、かなり面白かったらしい。興味は湧いたけど、たぶん、今日の体調で乗ったら吐いていたと思う。また機会があれば、ということで…

次はお化け屋敷。これは自分はけっこう平気だった。先頭でも後ろでもなかったからかもだけど。わりと、回りの反応とかを見て楽しんでた。

そして、ついに挑戦したのがFUJIYAMA。まぁここまで来て乗らないってのはいくらなんでもダメだろう、と思い、乗ることに。待つ間の寒いこと寒いこと。寒さと怖さが入り混じっているのか、ガタガタ震えまくる。
乗る。え、あ、こんな上がんの?え、長いよ、おかしいよ?ああ、くるよ、あーうわー(目を閉じる。口が開く)わー(目を開ける)まだ落ちんの?ぎゃー…次第に慣れる。片手を離してみたりする。歓声を上げる。…終了。案外楽しんだ!勝った!なんかこう一線を越えたぞ!そんな感じ。写真見たらけっこう笑ってたし。でも、思い出すとやっぱなんか自分が揺れてる感じがしてダメだ。笑。でもちょっと強くなった感じがした。ほんとに。笑。

その勢いでドドンパへ。早い。えらい早い。わけわからんまま、気付いたらカーブに突入。不安になり、突然、手すりにかけていた自分の手を、どこかに移動させたくなる。明らかに体が椅子からずれまくったまんま、垂直上昇、ちょいゆっくりになり、垂直落下。うわぁ。でも撮影ポイントまでにはなんとか持ち直し、メロイックサイン(メタルの人がやるやつ)をやってみたり。けっこうすごかった。

実はドドンパのダメージが一番残っているかも。いやぁ。自分的にはフルコースでした。ほんとに。楽しかったけど、やばかったっす。まだ、乗ってるもん、俺。うち帰ってきてからのほうが気持ち悪いのはなんでだ?ラーメンで受けたダメージが回復しつつあるからか?マジで気持ち悪いぞ、今。笑。
そうそう、久しぶりに「お腹が空いた」と思えたのでちょっと安心しました。はい。ラーメン、やばかったけど。